働く女性のQOL(Quality of Life:生活の質)向上を目指す
沖縄セルラー電話株式会社(以下、沖縄セルラー)、HerLifeLab(以下、ハーライフラボ)株式会社、株式会社ACCELStars(以下、アクセルスターズ)、Naoko女性クリニックの4者は共同で、働く女性の睡眠の可視化および不眠症状の原因の特定と改善に向けた実証事業を9月6日(火)から開始した。
同事業は、経済産業省の「令和4年度フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」において、「働く更年期女性の睡眠を可視化したリトリートプログラム実証事業」として採択されたもの。
実証期間は2022年12月31日まで。翌年1月から2月中に実証事務局から最終結果について報告される予定だ。
協力企業対象者の睡眠を可視化、リトリートプログラムの設計へ
同事業は、沖縄セルラーが提供するヘルスケアアプリ「JOTOホームドクター」にアクセルスターズが提供するウェアラブルデバイスを連動させ、事前選定された対象者の睡眠を測定、可視化する。測定された睡眠データと問診内容からハーライフラボが個別にリトリートプログラムを設計し、対象者へ情報提供することで不眠症状の改善を目指すもの。
また、症状によっては、沖縄県浦添市にあるNaoko女性クリニックにてオンライン健康相談を受診することもできるという。
「リトリート(retreat)」とは、現代人の新たなリフレッシュ方法としてヨーロッパで注目されており、日本語でいうところの「転地療法・転地療養」だ。
同事業において「リトリートとは、ストレスのないリラックスした時間と空間で心と身体を癒し、自身を本来の自分へと戻していく作用のこと」と定義づけている。
ハーライフラボが医師監修のもと開発するリトリートプログラムでは、リフレッシュ空間で心理士によるカウンセリングや、鍼灸師によるツボ押しなどの施術、セルフケア指導やヨガ指導などを受けることができるという。
(画像はプレスリリースより)
株式会社ACCELStars プレスリリース
https://www.accelstars.com/news/2022-09-07.html