有症者の便からウエルシュ菌を検出
岐阜県が、揖斐郡揖斐川町内の社会福祉施設において食中毒が発生したことを、6月24日に発表している。
6月19日、揖斐川町内の社会福祉施設から西濃保健所揖斐センターに、「入居者等複数人が下痢や腹痛の症状を呈している」といった旨、連絡が入った。
同センターが調査を行った結果、有症者の共通食は同施設内で調理された食品に限られることや、有症者の便からウエルシュ菌が検出されたことなどから、同施設が提供した食事を原因とする食中毒と断定した。
調理された食品を食べた46人のうち16人が発症
同施設内で調理された食品を食べたのは46人で、そのうち42歳から79歳までの男性8人・女性8人の合計16人が発症。1人が病院を受診した。
なお、同センターには食品衛生法に基づき、6月24日から営業禁止処分が下されている(再発防止措置が講じられたあとに解除される予定)。
(画像はunsplashより)

岐阜県 プレスリリース
https://www.pref.gifu.lg.jp/site/pressrelease/439868.html