下痢やおう吐などの症状を呈していることが判明
大阪府が、高齢者福祉施設の委託給食で食中毒が発生していたことを、3月6日に発表している。
3月1日に同施設の職員から泉佐野保健所に、「入居者などの複数人が下痢やおう吐の症状を呈している」といった旨の連絡が入った。
同保健所が調査を行った結果、3月6日に入居者や利用者、職員の合計28人(66歳から81歳の男性4人、54歳から98歳の女性24人)が、2月28日6時30分を初発として食中毒のような症状を呈していることが判明した。
調理従事者便や複数の患者の便からノロウイルスを検出
泉佐野保健所は、患者について株式会社ニチダンの飲食店「K.K.N.D 3308号店」が、2月26日から3月1日までに提供した食事が共通食で、調理従事者便及び複数の患者便からノロウイルスが検出されたことなどから、同店が提供した食事による食中毒と断定。
食品衛生法第6条第3号に基づき、3月6日の営業停止命令を下した。なお、同店は3月1日から営業を自粛している。
(画像はunsplashより)

大阪府 プレスリリース
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