「超聴診器」で遠隔医療サービスを提供 追加投資を実施
リアルテックホールディングス株式会社の研究開発特化型ベンチャーキャピタルファンドであるリアルテックファンドは4月20日、「超聴診器」を開発するAMI株式会社(以下、AMI)に対し追加投資を実施したと発表しました。
AMIは、「超聴診器」の医療機器としての製品化及び事業化を加速させ、遠隔医療サービスとして提供するために、合計4.9億円の資金調達を実施。今まで出資してきた日本最大のリアルテック特化型ファンド・リアルテックファンドもこれに追加投資を行いました。
リアルテックファンドは現在、地方発リアルテックベンチャーの投資・育成にフォーカスしており、地域金融機関や行政、地域経済を牽引する中核企業と、AMIのようなリアルテックベンチャーを支援しています。
「超聴診器」、ノイズをカットし心雑音のみを検出
AMIが開発している「超聴診器」は、ノイズをカットし心雑音のみを検出する心疾患診断アシスト機能付遠隔医療対応聴診器です。心筋活動電位の発生タイミングとデジタル化された聴診音を抽出・合成することで、遠隔からでもはっきりとした心音などの確認を可能にします。
今後は資金調達をもとに、「超聴診器」の開発を進め、複数の医療機関にて大規模臨床研究を行う予定。製品化を実現させ、より精度の高い遠隔聴診システムの確立を目指していきます。
(画像はプレスリリースより)
リアルテックホールディングス株式会社
https://www.realtech.holdings/リアルテックホールディングス株式会社のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/000000018.000036405.html