年間で180時間の効率化を実現
大和財託株式会社は、2020年4月3日、RPAの導入により大幅な効率化を達成したと発表しました。
同社は、資産運用プラットフォーム事業を展開している企業。RPAは、退去者が発生した部屋のリーシング(入居者募集)業務において導入され、年間で180時間の効率化を実現したとのことです。
従来は30分を要していた作業時間を0分に
大和財託は、多様なソリューションツールを活用して、顧客の資産運用を支援しています。
支援においては、新築1棟物件・中古1棟リノベーション物件の取り扱いに加えて、不動産・金融にデジタルテクノロジーを融合したクラウドファンディングなども展開。顧客が取得した物件の賃貸管理サポートも、手がけています。
今回同社がRPAを導入したのは、賃貸管理サポートにおいて生じる退去発生時のリーシング業務です。退去が発生した部屋に関する入居者募集条件確認と、オーナーへのメール報告を、RPAにより自動化。従来は30分を要していた作業時間を0分にすると共に、ロスタイムの削減により早期入居付けも実現しています。
ICTを積極的に導入し、サービスの質を向上
大和財託においてリーシング業務は、月に30件ほど発生していました。計算すると、年間で180時間が同業務に費やされていたことになります。今回のRPA導入により同業務の所要時間は0となり、大幅な業務効率化が達成されました。
同社は今後も、ICTを積極的に導入することでサービスの質を向上させ、また業界のテクノロジー化推進にも努めるとのことです。
(画像はプレスリリースより)
大和財託株式会社
https://yamatozaitaku.com/ロスタイム削減で早期満室へ!RPA導入でリーシング業務を年間180時間効率化 - PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p