未来志向の拡大
9月16日、HELLAは、HELLA PAGIDがブレーキフルード製品範囲において未来志向の拡大を計画していると発表した。
HELLA PAGIDは、HELLAと自動車サプライヤーのTMD Frictionによる合弁会社であり、ドイツ・エッセンを拠点とする。独立系アフターマーケット向けブレーキシステムに特化し、乗用車および軽商用車向けに14000以上のブレーキスペアパーツを提供する。
最高規格のブレーキフルード
世界規模にて、電気自動車・ハイブリッド車の新規登録は増加傾向にあり、特別なシリコンベースのブレーキフルードに対する需要は高まりつつある。HELLA PAGID は、新たな製品の導入に取り組み、ブレーキフルードの規格「DOT規格」においてDOT 5.1 EHを目指す。
HELLA PAGIDシニアセールス&プロダクトマネージャーのクリスチャン・ベルリッヒ(Christian Berlich)氏は、電気自動車およびハイブリッド車向けのDOT 5.1 EHブレーキフルード製品をもって製品範囲の拡張によって実情を正確に把握でき、ブレーキフルードの幅広いポートフォリオを未来志向かつターゲットを明確に拡大できると述べる。
DOT 5.1はドライ沸点(新品時の沸点)とウェット沸点(1~2年使用後の沸点)が非常に高く、260度と180度となる。また、低温(-40度)での粘度特性に優れ、腐食に強い。DOT規格において最も機能・性能が高く、電気自動車への搭載に適する。
(画像はプレスリリースより)
HELLA
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