世界中のアニメファンを翻訳家へ
Tokyo Otaku Mode Inc.(米国 以下TOM)は、2019年7月9日(火)に、ブロックチェーンを活用した翻訳プラットフォーム「Tokyo Honyaku Quest」の実証実験を開始したと発表した。
実証実験は、株式会社 bitFlyer Blockchain、オタクコイン協会、株式会社イードの3社も加わる。
世界中のアニメファンが翻訳家となり、アニメニュース記事の翻訳を行う。
実証実験では、イードが運営の「アニメ!アニメ!」の日本語アニメニュース記事を翻訳の対象としている。
翻訳版記事は、当初は英語版のみで「Anime Anime Global」に掲載される。
日本が推奨するプロジェクト
この実証実験は、国が推進するプロジェクトである「コンテンツグローバル需要創出等促進事業費補助金(J-LOD)」の一貫。
今回の実証実験は、「ブロックチェーン技術活用のコンテンツ流通に関するシステムの開発・実証支援」の対象に選ばれている。
ブロックチェーン技術はコンテンツビジネスの活性化に寄与することが期待される。
世界中のファンに愛されている、アニメ・マンガ・ゲームなどの「オタクカルチャー」は日本発のグローバルコンテンツだ。
しかし、依然として高い言語の壁は存在している。
情報流通を十分に満たすため、今回の翻訳プラットフォームを通じ、コンテンツ領域における情報流通の活性化を目指す。
なお、TOMは、2,000万以上の「Like!」を得ているFacebookページ、ECサイト「Tokyo Otaku Mode Shop」を通じてオタクカルチャーの世界への発信に取り組んでいる。
(画像はプレスリリースより)
Tokyo Otaku Mode
https://corporate.otakumode.com/