モデルハウスを民泊運用するプロジェクトを開始
株式会社D-Gripシステムは6月25日、Airbnb株式会社とパートナー契約を締結、株式会社エアトリステイと業務提携を締結し、モデルハウスを民泊運用するプロジェクトを開始する、と発表した。
平日3日間を活用したモデルハウスの民泊運用
2018年訪日外国人数は3,119万人に上り、訪日外国人数増加に伴う新たなインバウンド需要によるビジネスチャンスが生まれている。D-Gripシステムは、建築業界に新たなビジネスチャンスを提案し、パートナー8社が参画するモデルハウスを民泊運用するプロジェクトを開始する。
大手ハウスメーカーや中小工務店では、新規顧客獲得のため住宅展示場にモデルハウスを建設している。しかし、現状は週末だけ有効利用され、平日はほとんど利用されていない。
建築会社では火曜日や水曜日を休日にしている場合が多いため、火曜日から木曜日までの平日3日間を活用したモデルハウスの民泊運用を提案する。民泊新法では1年の営業日数が180日以内と定められているが、同提案では年間144日の運用になるため合法である。
モデルハウスは、間取りや設備が充実しているため高級ホテルのスイートクラス並みのグレードになる。宿泊料金を高級ホテルよりリーズナブルに設定すれば、外国人観光客ばかりでなく日本人観光客の利用も見込める。
モデルハウスが直接収益を上げるため、モデルハウスの運営費を稼ぐことができる。工務店や地域ビルダーは、同民泊モデルハウス運営に参画することで、モデルハウスが建てやすくなり収益を得ることが可能となる。
(画像はプレスリリースより)
株式会社D-Gripシステムのプレスリリース
https://www.minpaku-house.com/