BIM導入後の課題も
野原ホールディングス株式会社が、BIM設計-生産-施工支援プラットフォーム「BuildApp(ビルドアップ)」β版の提供を開始した。
同社は2021年12月の第1回建設DX展にてBuildAppブース来場者向けに調査を実施。
この結果、ゼネコンでは100%がBIM導入済みであり、回答者全体では37%が導入済みと回答し、業界全体で関心が高く、導入を検討している企業が多いことがわかる。
一方で、ゼネコンの7割は、導入後に課題ありと回答しており、課題内容は「浸透していない」「扱える人材の不足」「部門間の連携」と様々。
また、課題を感じるプロセスについては「設計・積算」「施工管理」が多く、プロセス間でのデータ連携に課題があることも判明している
建設DX推進を支援
ビルドアップは大手ゼネコンで導入が進むBIM設計の課題を元に、建設DX推進を支援する新サービスブランドだ。
BIM活用や、調査で明らかになった「設計・積算」「施工管理」など建設プロセスの効率化の課題に、最適なサービスを提供する。
今後は調査により明らかになった課題を念頭に、実証実験等を行い、「生産性の低さ、低利益構造、建材廃棄、脱炭素化」といった建設産業の課題解決の基盤として、2022年7月に正式版のサービスを提供する予定だ。
(画像はプレスリリースより)
PR TIMES 野原ホールディングス株式会社のプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000108.000019866.html