首都圏は6か月連続で上昇
東京カンテイは3月24日、「三大都市圏・主要都市別/中古マンション70平米価格月別推移」を発表した。
専有面積30平米未満のファミリータイプ中古マンションを対象に、売り希望価格を70平米に換算した調査データである。
これによると2月における首都圏の、売り希望価格の平均額は前月比0.8%上昇の3,892万円だった。6か月連続で上昇が続いている。
都県別の平均価格をみると、東京都は同0.6%上昇の5,457万円。こちらは8か月連続での上昇となった。埼玉県も0.9%の上昇の2,380万円で、昨年11月から上昇が続いている。
また神奈川県は同1.1%上昇の2954万円、千葉県は同1.2%上昇の2,187万円と、どちらも先月の下落から上昇に転じた。
首都圏の全てのエリアが上昇したのは、3か月ぶりとなる。
近畿圏は大阪府が1.3%上昇
近畿圏の平均価格は、前月比0.7%上昇の2,518万円。大阪府が1.3%上昇し、直近で最高値を更新した。
中部圏の平均価格は同0.9%上昇の1,969万円だった。
愛知県では0.8%上昇の2,096万円となり、4か月連続で上昇が続く。前年同月比でも0.8%の上昇をしめしており、前月比・前年同月比ともにプラスになったのは、昨年の3月以来である。
(画像はプレスリリースより)
株式会社東京カンテイのプレスリリース
https://www.kantei.ne.jp/report/c202102.pdf