リモートワーク増加によるデリバリー利用者の増加などで市場成長も
複数のデリバリープラットフォームからの注文を一元管理できるSaaSに
オンライン上のみでブランドを増やすゴーストレストランにも対応
飲食店向け注文一元化サービス「Ordee」に
株式会社Mobile Order Lab(以下、Mobile Order Lab)が、複数のデリバリープラットフォームからの注文を一元管理可能なSaaS「Ordee」をリリースしたと、3月25日に発表している。
新型コロナウイルスの影響により、飲食業界が大きな打撃を受けている一方で、テイクアウト・デリバリー市場は新しい生活様式への適応や、リモートワーク増加によるデリバリー利用者の増加などで、今後も成長することが見込まれている。
それに伴いUber EatsやDiDi Foodなど、多くのデリバリープラットフォームが市場に参入しており、それらを利用する飲食店は注文管理のために、利用するプラットフォーム用のタブレットが店舗の一角を占めてしまう課題がある。そこでMobile Order Labが今回、複数のデリバリープラットフォームからの注文を、一元管理できるサービス「Ordee」をリリースした。
品切れなどの表示やゴーストレストランにも対応
「Ordee」では品切れがあった際にも表示が可能で、1つのデバイスでどんな注文が入っているのか分かるようになっている。
飲食店が新しくプラットフォームを追加しても、同SaaS上で管理することができるほか、オンライン上のみでブランドを増やすゴーストレストランにも対応。新たな機器を店舗内に増設したり、システム導入したりする必要がなく、コストの抑制にもつながる。
同SaaSは既に串カツ田中や吉野家に導入されており、デリバリーやテイクアウトの一元管理に貢献している。
デリバリー注文の管理を一元化することで売上アップも
串カツ田中では、コロナ禍でテイクアウトやデリバリーの売上増加のために、デリバリーメディアを増やしていたが、管理するタブレット数が増え、注文管理が煩雑になりクレームの増加につながっていた。
「Ordee」を導入することでプリンターからデリバリー注文を一元管理できるようになり、現場の負担削減のほか、店内営業の質を落とすことなく売上増加にもつながげられたとしている。
このように、管理デバイスの削減のほかにも現場の負担削減につながり、店内営業とテイクアウト、デリバリーにおける顧客満足度を落とさないためにも、デリバリープラットフォームからの受注のあり方を見つめ直してはいかがだろうか。
(画像はプレスリリースより)
Ordee
https://ordee.io/株式会社Mobile Order Labのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000033408.html