約半数の人がふだんの買物でクレジットカードを利用
1年前と比べキャッシュレス決済が「増えた」人は59.6%に
「交通系以外の電子マネー」も半数以上の人が利用
クレジットカードが現金を抑え最も利用される決済方法に
三井住友カード株式会社が9月28日に、60代から70代の男女500人を対象として、インターネット上で「令和シニアのキャッシュレス事情についてのアンケート」調査を実施、その結果を11月18日に発表した。
同調査において『ふだんの買物で一番多く利用する決済方法は?』と質問したところ、「クレジットカード」が全体の49%となり、「現金」が32.6%、「交通系以外の電子マネー」が9.8%などと続いている。
また、『ふだんの買物で利用するすべての決済方法は?』という質問では、「現金」が93.2%、「クレジットカード」が90.8%、「交通系以外の電子マネー」が52.0%、「交通系電子マネー」が44.4%などと続いた。
1年前と比べてキャッシュレス決済が増えたは59.6%
『1年前に比べて、キャッシュレス決済は増えましたか?』という質問では、「増えた」が全体の28.8%、「どちらかといえば増えた」が30.8%となり、59.6%の人が増えたと回答していることが分かっている。
また、『「増えた・どちらかといえば増えた」とお答えになったのはどうしてですか?』と質問したところ、「キャッシュレス決済ができる店舗が増えたから」という回答が最も多く65.8%、「キャッシュレス・消費者還元事業があったから」が40.6%、「オンラインショッピングの機会が増えたから」が33.6%などと続いている。
利用者の増加でキャッシュレス決済対応店舗の増加も
キャッシュレス決済の利用者が増加しており、昨今では税金などの国や自治体に対する支払いをすべてオンラインにするというニュースもあるほか、小さな小売店や美容院などでも非接触型決済を導入する店舗も増えてきている。
シニアがキャッシュレス決済で困ったこととして、「現金しかダメという所もあるのでその時は困ります」といった声があったほか、キャッシュレス決済で良かった点として、「決済方法を確認せずに入った店で、食後に現金を持ってないことに気付いたが、カードOKだったので事なきを得た」という声もある。
こういったことから、店舗側としてもキャッシュレス決済を導入することで客数の改善につなげられると言えるだろう。
(画像はプレスリリースより)
三井住友カード株式会社 基礎知識
https://www.smbc-card.com/三井住友カード株式会社のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000032321.html