「環境保護・経済的な継続性・社会的公正」を柱に
ビステオンは10月20日、企業の責任と市民に焦点を当てたサステナビリティ・レポートを同日に発行したと発表した。
同社は車両コックピットエレクトロニクスの世界的大手サプライヤーとして、「環境保護・経済的な継続性・社会的公正」を柱としたサステナビリティ・レポートを発行。会社として18か国の地域社会と関わり、10,000人の従業員を保護して、環境パフォーマンスと製品の品質を改善するための措置をレポートとしてまとめた。
同社のサステナビリティ戦略は、大きく「環境保護・経済的な継続性・社会的公正」の3つの柱に焦点を当てており、人材及び財源を利用して私的利益と公共財のバランスをとることを目指している。
自動車製造のグリーン化に向けて排出物と廃棄物を削減
ビステオンは、自動車製造のグリーン化に向けてOEM顧客とのプログラムに参加して、排出物と廃棄物を削減、2019年には、ビステオンは温室効果ガスの直接排出量を11%改善した。
高品質で革新的な製品を提供し、収益性の高い成長を維持することで経済的な継続性の実現も目指しており、未来的かつ学習的なデジタルコックピットの開発を推進。安全性とユーザーエクスペリエンスの向上に努めている。
また、人材育成と従業員の包括的成長などを中心とした社会的公正、包括的なコミュニティサービス、労働環境の安全性確保を促進している。2019年においては全体の96%で労働災害が発生せず、世界クラスの健康と安全を維持する会社となっている。
(画像はプレスリリースより)
ビステオン プレスリリース
https://www.visteon.com/