首都圏中古マンション価格3678万円-東京カンテイ

東京カンテイは9月23日、2020年8月の「三大都市圏・主要都市別／中古マンション70平米価格月別推移」を発表した。

これによると8月の首都圏における70平米当たりのマンション価格は、前月比0.2％下落の3678万円となった。先月の5か月ぶりの上昇から、再び下落へと転じた。

エリア別の価格をみると、東京都は前月比0.7％上昇の5154万円。先月に引き続き上昇傾向が続いている。

神奈川県は同1.3％下落の2827万円。先月に比べて下落幅が拡大した。

埼玉県は同0.1％上昇の2276万円、千葉県は同0.8％下落の2094万円。どちらも前月から反転し、6月とほぼ同水準に戻っている。

近畿圏の70平米当たりのマンション価格は、前月比0.1％上昇の2461万円。4か月連続で上昇している。

しかしながら近畿圏のエリア別の価格をみると、大阪府が前月比0.2％下落の2647万円。兵庫県は同0.4％下落の2164万円。どちらも下落し、埼玉県・千葉県と同様に6月と大差ない水準を示している。

なお「三大都市圏・主要都市別／中古マンション70平米価格月別推移」は、東京カンテイのデータベースに登録されたファミリータイプ分譲マンションの売り希望価格を、70平米価格に換算してまとめたものである。

（画像はプレスリリースより）




株式会社東京カンテイのプレスリリース
https://www.kantei.ne.jp/report/c202008.pdf