「ネフライト」=アクチノライトが緻密に集合したもの
株式会社トライフォースコーポレーション(以下、トライフォースコーポレーション)は8月11日、アスベストの宝石「ネフライト」についてブログで紹介した。
トライフォースコーポレーションはアスベスト検査のスペシャリストとして、数多くの分析依頼を受け付けている会社だ。アスベストの含有が疑われる建物において、ISO基準で分析を行っており、安全かつ正確な分析結果を提供している。
「ネフライト」は緑閃石(アクチノライト)系角閃石の緻密に集合したもので、「翡翠の軟玉」という別名もある。通常は鉱物として細長に1:3の繊維状になるとアスベストと定義されるが、繊維状にならなかった同じ鉱物が珪酸や鉄分と化合して、古来パワーストーンとして愛用されてきた。
中国では「人生の成功と繁栄」を象徴する宝石に
中国では歴史的に「ネフライト」が装飾品などに彫刻され、「人生の成功と繁栄」を象徴する宝石として扱われてきたほか、ニュージーランドでも神聖な儀式で用いられていたと言われている。
また日本でも採れる地域が存在し、深く綺麗な緑色であることから神聖な石として崇められてきた。
アスベストは吸い込むと中皮腫や肺がんなどといった健康被害をもたらすものとして、危険なイメージが浸透してしまっているが、「ネフライト」のように形を変えて生活に寄り添っているものもあるのだ。
(画像は株式会社トライフォースコーポレーション ホームページより)
株式会社トライフォースコーポレーション
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