2020 Louis Schwitzer Award
ボルグワーナーは、「2020 Louis Schwitzer Award」において、インディカー・シリーズの開発で8人のエンジニアに年次賞を贈ったと8月18日に発表した。
モータースポーツの安全性と革新性
Louis Schwitzer Awardは、モータースポーツでのエンジン、パワートレイン、プロファイル、シャーシなどに焦点を当てた革新的な技術を評価するもので、安全性と効率性、車両の技術発展を目指すことを目的としている。
ボルグワーナーは、1999年にSchwitzer Corporationを買収し、ターボチャージャー、エンジン冷却システム、その他の製品を拡張している。
今回受賞したエンジニアたちは、インディカー・シリーズのドライバーを保護する革新的なエアロスクリーンを開発。事故などで発生する残骸の破片からドライバーを守るものだ。
インディカー・シリーズの保護スクリーン
トップフレームは、金属3Dプリント・アディティブマニュファクチャリングのチタンフレーム、チタン強化カーボンファイバーロアーフレーム、透明ラミネートポリカーボネートスクリーンで構成され、大きな破片の侵入を防ぐ。
下部のフレームは、コックピットの開口部を強化し、小さな破片が入らない仕組みに設計されている。
最大で125キロニュートン、垂直または横方向の負荷に強く、354KPHのスピードで飛んできた1キログラムの衝撃に耐えられるという。
(画像はプレスリリースより)
ボルグワーナーのプレスリリース
https://www.borgwarner.com/