人感センサーによる状況把握で1人きりのトレーニング
NetCONNECT株式会社は、提供するスペース自動運用システム「Smart Space Solution」について、stadiums株式会社(以下、スタディウムス)とともに、ジムに特化した「Smart Space Solution for GYM」(以下「3S for GYM」)を開発したことを発表しました。
「3S for GYM」は、スタディウムスが運営する個室トレーニング空間「ソロトレ」において、2020年8月2日から運営を開始します。
新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、個室のトレーニングスペースの需要が高まっていますが、1人きりのトレーニングは、トレーニング中の事故を発見できない等のリスクがあり、トレーナーの立ち合いが必須です。
しかし、「3S for GYM」では、トレーニング施設の人感センサーによりCO2や音など空間内の状況を把握し、事故が起きた場合にスタディウムスの担当者がどこにいてもスマホで知ることができるため立ち合いが不要です。
また、照明やエアコンも予約時間に連動し自動で点消灯するため、利用者が施設に接触することなく安全にトレーニングを終えることができるとともに、施設の運営費用も抑えることができます。
コロナ禍でパーソナルジムスペースの需要が増大
NetCONNECTは、インターネット制御技術とIoTを融合させた「IoTクロスプラットフォーム」の開発と商品化を図り、社会のスマート化と連動した、新たなサービスの事業化を進めている企業です。
新型コロナウィルスの感染防止対策をどったシェアリングスペースとして、6月からは、シェアリングスペースの環境保全を目的とした、運営自動化ソリューションサービス「スマートスペースソリューション」を提供してきました。
また、コロナ禍において、フィットネスも自宅で行いたいが、ジムの機械を狭い居住空間に設置することが難しいという問題から、パーソナルジムスペースの需要がますます増えています。
NetCONNECTとスタディウムスは、こうしたニーズに対応するための個室トレーニング空間「ソロトレ」構想の中で、スイッチやボタンに極力触れない空間運営の仕組みを検討、開発を進めてきました。
そして、スケジュールをグーグルカレンダーで管理、予定に合わせて点灯する照明や人感センサー、音感センサーの技術を組み合わせ、個室で行うパーソナルジムに特化したシステム「3S for GYM」を実現したものです。
(画像はプレスリリースより)
NetCONNECT株式会社 プレスリリース
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