変革プロセスに不可欠なエレクトロニクス事業
グルーポアントリンは、ドイツの統合エレクトロニクスプロバイダーであるAED Engineeringと戦略的パートナーシップを締結したことを発表した。
この戦略的パートナーシップにより、同社は、自動車用インテリアの技術ソリューションにおけるグローバルプロバイダーとして会社を統合することに向けて着手している、変革プロセスに不可欠なエレクトロニクス分野の機能を改善していく。
AED Engineeringは、自動車メーカー向けの電子機器の開発に関して提携することにより、グルーポアントリンの新しいエレクトロニクスシステムビジネスユニットにおける業務を強化するとともに、製品ポートフォリオに付加価値をもたらす。
AED Engineeringは、ドイツのミュンヘンとスペインのムルシアに先進のエンジニアリングセンターがあり、140人を超える高度な専門エンジニアを擁している。
グルーポアントリンのErnesto Antolin会長は、自動車業界の現状において、顧客の変革プロセスをサポートするソリューションの幅を拡大し革新を続けるための能力が非常に重要となっているとの見解を示し、次のように説明した。
「AED Engineeringとのパートナーシップにより、エレクトロニクスのおかげで、より技術的な内容を持つ製品で顧客に価値を創成し続けることができる。我々は、新しい接続された持続可能な車両という顧客のニーズに対応するためのスマートなインテリアを作成したいと考えている。そして、自動車インテリアから、業界で起こっている変化をリードするための戦略を前進させ続けている。」(プレスリリースより引用)
才能あるエンジニアを有するセンターを継続的に支援
一方、AED Engineeringの創設者兼CEOであるCarlos Urquizar氏は、次のように述べた。
「グルーポアントリンとのパートナーシップにより、自動車業界における市場での地位を強化し、エンジニアリングセンターの成長に必要な投資を行うことができる。また、エレクトロニクスの生産能力を拡大し、優れた品質と競争力のある価格で、顧客にエレクトロニクス部品の量産を提供することが可能となる。」(プレスリリースより引用)
AED Engineeringは、今回の提携により、40人以上のエンジニアを有する高度なエンジニアリングハブであるムルシアの施設において、拡張計画と開発を継続することができる。
また、グルーポアントリンのサポートで、ムルシアの施設に新しいエンジニアを導入することを継続できる。同社は、カルタヘナ工科大学と協力して、自動車の研究プロジェクトを開発すると同時に、若いエンジニアを育成している。
(画像はプレスリリースより)
Grupo Antolin Press Releases
http://www.grupoantolin.com/