4K高画質映像で細部まで確認、「狭帯域モード」も搭載
ハイテクインター株式会社(以下、ハイテクインター)が、4K高画質/低遅延/狭帯域の映像伝送装置「LLC-4000」の発売の開始を予定していると、8月16日に発表した。
工事現場や建設現場では重機の遠隔操作において、数百ミリ以上の遅延が発生するとうまく操縦できず、画像の粗さによって細部まで映像確認ができないといった課題があった。また、無人航空機や船舶など、ネットワークが不安定になる場所での映像伝送は、映像が不鮮明になり遅延も発生する。
そこでハイテクインターが「低遅延モード」や「狭帯域モード」を搭載し、4K映像の伝送を可能にする映像伝送装置を開発。工事現場などでの操縦をスムーズにし、事故の防止などに寄与していく。
100kbps以下の通信回線でも良好な映像を伝送
「LLC-4000」は「狭帯域モード」時に符号化レートが20kbpsから25Mbpsで、100kbps以下の通信回線でも良好な映像を伝送が可能。数Mbpsの中軌道・低軌道衛星通信でも安定性を維持する。
また、広帯域から狭帯域まで安定送信向けレート制御機能のほか、回線状況からレートの自動変更を行う「品質の自動調整機能」も搭載。映像出入力はHDMIインターフェース、音声出入力はHDMI若しくはUSBインターフェースを使用する。
(画像はプレスリリースより)
ハイテクインター株式会社 「LLC-4000」
https://hytec.co.jp/eng/products/ulc/llc-4000.htmlハイテクインター株式会社のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000071354.html