本当は内弁慶!?
稲盛氏は子供のころは明るく周囲を笑わせる存在だあったが、一方では内弁慶で泣き出したら止まらず、「三時間泣き」とあだ名をつけられるほどでもあった。その後は本人いわく、子供ながらに人心掌握術を身につけ「ガキ大将」になっていったという。青年期には結核を患い、受験や就職も失敗し、挫折の繰り返しだったが、「幸運な人との出会い」が支えになって前に進むことができた。
稲盛和夫の生き方
28歳で
京セラ(現)を設立し、稲盛氏が創り出した
アメーバ経営で世界的な企業に育てあげた。また、稲盛経営12ヶ条の一つにある「思いやりの心で誠実に 」の精神は障害者雇用への取り組みにもあらわれ、安心して働ける職場環境を作ってきた。
高給は改善されるか?
しかし、稲盛氏の発言などにはあきらかな事実誤認も見うけられ、現実とのギャップを感じることも多い。
日航でやれる仕事はリストラなどに限られ、稲盛氏が就任する意味があるのかとの声も聞こえる。日航への融資は一説には1兆円ともいわれ国民を納得させる必要がある。稲盛氏の経営実績は誰もが認めるが、CEO要請はマスコミを通じた国民向けのパフォーマンスの面は否定できない?