Windows機器およびMacに対応するカードリーダー
エレコム株式会社は、52種類のメディアが読み書き可能(アダプターを利用することでさらに6種類のカード読み込みができるようになる)なメモリーカードリーダーを2022年6月下旬に発売すると発表した。
このカードリーダーだが、エレコムのオリジナルアプリである「Quick File Dealer」に対応しており、それを使用することにより高速化等様々な機能が行えるようになる。なお、「Quick File Dealer」はWindowsPCのみに対応するアプリだ。Windowsの対応OSバージョンは、10/11だが、USB端子が読み込める機器であれば、macOS10.5〜12までのOSのMacでも使用が可能である。
「Quick File Dealer」の使用によって転送スピードが増す
このカードリーダーの特徴として上げられるのは、同時に複数のカードを挿入が可能なことだ。その際メモリーカード間でのコピーを行うことも可能となる。くわえて、「Quick File Dealer」の利用で速度が増すだけではなく、ファイルの種類、撮影、更新日付ごとに分別も可能となる。
「Quick File Dealer」を使うことによって行える転送速度だが、USB3.0端子のあるPCに接続し、アプリを使用すれば従来品と比較して約20倍の速度で読み込みが可能な高速データ転送が行えるようになっている。なお、高速化ソフトを使用しなくてもUSB3.0端子でデータをやり取りした際は約9倍の高速データ転送ができる。
接続と給電も非常に簡単
カードリーダーのケーブル長だが、約50cmと余裕がある機器である。専用ドライバーのインストール無しで、パソコンのUSBポートへ接続するだけで使用可能となる。ただし高速化ソフトの「Quick File Dealer」を使う場合は、ソフトのダウンロードおよびインストールが必要となる。
メディアにアクセスしている状態がすぐ分かるように、アクセスランプを搭載している。くわえて外部電源を必要としない、USBバスパワー駆動をする機器であるため、他のケーブルやコンセントを足して電力を供給する必要はない。
(画像は新製品情報より)
エレコム株式会社 新製品情報
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