マスクで隠れていた頬と口元に血色感をプラス
株式会社資生堂は、6月20日、人前でマスクを外す機会が増えてきた昨今の状況を念頭に、マスクあり・なしに対応した2Wayメイク術を自社サイトにて紹介した。
マスク着用義務が課せられていた時には、目元を重視したメイクで済ませていた人も多かった。しかし、マスクを外す機会の増えるこれからは、マスクを外した時の顔全体の仕上がりを考えたメイクを心掛ける必要があるという。
ポイントはリップとチークだ。
マスクで隠れていた頬と口元に血色感を持たせることで、マスクを外した時にも寂しい印象にならず、顔色も良く見える。
しかし、リップとチークは、マスク着用により崩れやすいのも事実。
同社は、崩れ対策として、クリームタイプのチークを利用し、チークとフェイスパウダーとで層をつくる方法を提案している。層をつくることで、 薄れにくいばかりか、肌の内側からにじみ出たような自然な血色感が演出できるという。
また、リップは全体に塗ったあとティッシュオフをし、もう一度重ね塗りをする方法を提案している。さらに、同系色のリップライナーで唇全体を塗りつぶしたあと、リップを重ねる方法であれば、リップの密着度を高められるという。
注意点として、目元と同じトーンでチークやリップを重ねると、メイク全体の印象が強くなり過ぎてしまう可能性を挙げている。
血色感を持たせつつ、全体のバランスを意識したメイクをすることで、マスクあり・なしの両シーンにおいて、生きいきとした表情を演出できるだろう。
「メイクのヨレ、崩れ」には、リキッドファンデーションやフェイスパウダーの重ねづけ
株式会社資生堂が2022年1月に行ったインターネットによるアンケート調査によると、マスクを外した時に気になるのは「マスクを外した顔とのギャップ」、「メイクのヨレ、崩れ」、「シワ、たるみ、ほうれい線」だったという。
同社は、これらの“お悩み”についての対策も提案した。
「メイクのヨレ、崩れ」対策としては、リキッドファンデーションやフェイスパウダーを重ねづけする方法を提案している。
特に、美容液リキッドファンデーションは、カバー効果に加え、スキンケア効果を兼ね備えており、ヨレにくく、時間が経っても美しい仕上がりが持続するという。
フェイスパウダーは、ファンデーションの上に重ねることで、ファンデーションのマスク移りを防ぎ、肌とマスクとの摩擦を軽減する効果もある。
また、「シワ、たるみ、ほうれい線」対策として、肌にハリを与えるタイプの美容液や、シワ改善効果のある薬用クリームの利用を薦めている。
マスクを外しても「マスクしてる?」と言われないように
紫外線量が多くなるこれからの季節は、日焼け止めは必須だ。
日焼けは肌の乾燥を引き起こし、ベースメイクの崩れや、しみ、シワ、たるみの原因となるからだ。メイクの上からでも使えるスティックタイプのアイテムなどをうまく使って、こまめに塗り直すことが肝心だという。
また、マスクを着用して外出する場合、単純に「マスク焼け」を防ぐ意味でも、日焼け止めは、男性にも必須のアイテムとなりそうだ。
(画像はプレスリリースより)
株式会社資生堂 プレスリリース
https://corp.shiseido.com/