「学校DXの現状調査」の結果公表
2022年3月28日、株式会社LearnMoreは、全国の教員(小学校、中学校、高等学校、特別支援学校)を対象とした「学校DXの現状調査」の結果を公表しました。
同調査は、単純無作為抽出法のオンラインアンケートにより実施されました。調査期間は2022年2月25日~2022年3月4日です。回答したのは110人で、有効回答数は102となっています。公立校勤務は86.4%、私立学校勤務は12.7%でした。
ICT端末を毎日利用するのは78.1%
同調査によると、ICT端末の利用頻度に関して、毎日使用すると回答したのは78.1%でした。なお、GIGAスクール構想推進を目的として先生用ICT端末が配布されたと、83%が回答しています。ICT端末配布によって、76.9%が以前より授業が良くなったと回答しました。
授業が良くなったと実感していないから、ICT端末を毎日使用しないという理由以外に、教員が多忙すぎるために、使いこなすための時間を確保できないという一面も見えてきました。同調査の調査対象の平均勤務時間は222時間(月間)です。
第三者の意見として、廣瀬拓哉氏は、ICTを活用するために、教員に負担がかかっているという点にも、注意を払う必要があると指摘しています。
(画像はプレスリリースより)
株式会社LearnMore プレスリリース
https://www.learn-more.co.jp/2022/03/