ヤンゴン環状鉄道改修プロジェクトが本格稼働

ミャンマー鉄道の地域管理当局の責任者であるTun Aung Thin氏は、ヤンゴン環状鉄道の西側区間であるヤンゴン（Yangon）とDanyingoneの間の通勤鉄道網を改修する工事が2月21日に始まったことを明らかにした。

このプロジェクトでは環状鉄道を3つのセグメントに分けて進められる予定で、1つ目のセグメントではDanyingone駅からインセイン（Insein）駅までの約6km（3.75マイル）に焦点を当てて改修工事が行われるという。

この改修工事は2月21日に開始され、5月31日までに完了する予定だ。

ミャンマー鉄道の地域管理当局によると、Danyingone駅からインセイン駅の間には2つの鉄道路線があり、改修工事は1路線で行われているため、もう1つの路線は通常通り運行されているという。

2つ目のセグメントは、インセイン駅からチミンダイン（Kyeemyindaing）駅までの約8.85km（5.5マイル）の区間で、改修工事は10月1日から2019年1月末までとなっている。

また、3つ目のセグメントは、チミンダイン駅からヤンゴン駅までの約4.5km（2.75マイル）の区間で、改修工事は2019年2月1日から3月末まで。この時点で西側の鉄道網の改修工事が完了する。

ヤンゴン環状鉄道網は全体で約47.5km（29.5 マイル）。ヤンゴンで最も安い交通手段で、1日25列車が運行し、市民の足として活用されている。改修工事が完了すれば、環状鉄道の移動時間が170分から110分に短縮されるという。

なお、改修工事では、砕石の充填、レールの交換、線路に沿った柵、駅舎の改装、プラットフォーム改装などが行われる。

（画像はPixabayより）




ミャンマー情報省のプレスリリース
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