初の小児生体肝移植を 現地人専門医師の育成などを進める
海外・発展途上国に医師・看護師を派遣し、アジアの子どもの命を守る国際医療ボランティア組織である認定NPO法人ジャパンハート(以下、ジャパンハート)が、ミャンマー国内で、小児生体肝移植の成功を目指すプロジェクトを開始したと、19日のプレスリリースで発表した。
ジャパンハートは九州大学病院と連携し、ミャンマー国内で小児生体肝移植の成功を目指す「日本の先進医療でミャンマーの子どもたちを救う!」プロジェクトを始動させた。現地人専門医師の育成などを進めていき、ミャンマー国内で初となる小児肝移植手術を実施。肝移植を必要とする子ども(推定年間約250件)の命を救っていく。
国家プロジェクトへの協力依頼を受ける 7月に実現を目指す
生体肝移植の技術移転の国家プロジェクト立ち上げに際し、ミャンマー政府がジャパンハートに協力を依頼し、「日本の先進医療でミャンマーの子どもたちを救う!」プロジェクトが始まった。
2月に小児肝・胆道系手術ミッションを、3月にはミャンマーから患児とドナーとなる家族、ヤンゴン小児病院医療者を日本に招き、生体肝移植と技術移転を実施。7月にはヤンゴン小児病院にて小児生体肝移植を予定している。
(画像はプレスリリースより)
認定NPO法人ジャパンハートのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/