自動車メーカーとの共同開発を推進
自動車用プレス部品の大手サプライヤーであるゲスタンプは11月22日、新たに研究開発センターを中国の上海に開設したと発表した。
この研究開発センターは、中国に拠点を置く自動車メーカーと共同で生産工程の改善、製品の開発、コストの低減を図る目的として設置されたものである。
ゲスタンプは自動車メーカー各社と、この研究開発センターを通じて燃費を向上して環境に優しい安全かつ軽量な部品を開発していく計画である。
また、ゲスタンプはこの研究開発センターにおいて、基礎的な研究から納入先との共同技術およびエンジニアリング開発を行っていく方針である。
250万ユーロを投資
今回新たに開設された技術開発センターでは、年末までに高い技術力を持つ40人以上の従業員が勤務する予定であり、ゲスタンプはこの施設に2500万ユーロの投資を行ったことを明らかにしている。
この研究開発センターの敷地面積は2,550平方メートルの規模となっており、崑山市にある子会社Edschaの研究開発センターの活動を補完していく計画である。
この研究開発センターの開設により、ゲスタンプは中国に2カ所の研究開発施設を保有することになった。
また、ゲスタンプは研究開発センターの開設と併せて、型と治具を開発製造する事業を崑山市で行うことも明らかにした。
(画像はプレスリリースより)
ゲスタンプ プレスリリース
http://www.gestamp.com/