東日本と西日本を結ぶ大型物流施設が誕生
大和ハウス工業、東急不動産、日立キャピタル、ecoプロパティーズは11月10日、三重県桑名市においてマルチテナント型物流施設「(仮称)桑名プロジェクト」の建設に着手したと発表した。
「(仮称)桑名プロジェクト」は敷地面積が約7万平米、延床面積が約15万8,000平米。中部エリアでは最大級のマルチテナント型物流施設となる。
東名阪自動車道「桑名インターチェンジ」と「桑名東インターチェンジ」から車で約10分に位置し、名古屋市内や名古屋港へのアクセスが良好。「東海環状自動車道」や「新名神高速道路」が2020年と2023年に全線開通すれば、交通利便性が一層高まり、東日本と西日本の新たな結節点として機能することになる。
大型車両が各階に直接アクセスできるダブルランプウェイを採用
「(仮称)桑名プロジェクト」は地上6階建てで、各階の倉庫スペースは区割りで利用できる。1区画は約4,600平米から利用でき、最大で20テナントの入居が可能だ。
1階には低床式、上階には高床式のトラックバースを設け、大型車両が各階に直接アクセスできるダブルランプウェイを採用。
また施設内には垂直搬送機を設置し、1つのテナントが上・下階の複数フロアを利用する際の利便性にも配慮した。さらに、BCP対策として非常用発電機や井水設備も導入する。
(画像はプレスリリースより)
大和ハウス工業株式会社、東急不動産株式会社、日立キャピタル株式会社、株式会社ecoプロパティーズのプレスリリース
http://www.tokyu-land.co.jp/news/20171110.pdf