話す力と聞く力
話す力と聞く力は、日常会話からパブリックスピーキングに至るまで、コミュニケーションにおいて非常に重要なスキルである。
「GQ」では、話す力と聞く力の鍛え方を教授している。
話を聞く姿勢や態度を整える
話す力と聞く力は、相関関係にあるといわれる。聞く姿勢や態度は、相手の話し方・伝え方に影響を与える。話す力により、相手の聞く力は左右される。
相手に対して話を傾聴することを求める前に、自己の話を聞く姿勢や態度を見直し、改善する必要がある。相手の話を冷静に聞く力が身に付くと、話す力も高まる。
発声の技術を身に付ける
話す力において、話し手の声は重要な要素となる。
話し手が心地良く、聞き取りやすい声にて話す場合、聞き手は話し手に対して肯定的な印象を受け、積極的に話を聞く姿勢や態度となる。
したがって、話し手は、聞き手に対して与えたい印象に合わせて、声の音域(声域)、抑揚、リズム・テンポを変える。また、必要に応じて、発声のコーチングを受けることが好ましい。
相手を意識する
話し手は、身振り手振り・ジェスチャーを交えて話し、聞き手の興味・関心を引くように心掛ける。
一方、聞き手は、話し手に対する反応の影響力を認識する。聞き手の表情や仕草などの反応は、話し手に対する興味・関心、共感、同意の表れであり、コミュニケーションにおいて潤滑油となる。
(画像はPixabayより)
GQ
http://www.gq-magazine.co.uk/article/public-speaking-tips