2017年8月期の分配金は4,297円
商業施設特化型のJ-REITである日本リテールファンド投資法人は10月16日、「2017年8月期の決算短信」を発表した。
決算短信によると2017年8月期(2017年3月1日~2017年8月31日)の営業収益は、前期比で1.8%減少の310億1,100万円。営業利益は前期比1.7%減少の137億4,300万円、純利益は前期比2.0%減の114億2,500万円だった。
投資口一口当たりの分配金は4,295円となっている。前期の4,250円から45円増加した。
2017年8月期は、3月から5月にかけて新規3物件を取得したほか、既存1物件を追加取得取得している。また、ポートフォリオ活性化のために、郊外型商業施設のイトーヨーカドー上福岡東店を売却し、売却資金で都市型商業施設1棟を取得した。
更に保有資産の価値を向上させることを目的に、おやまゆうえんハーヴェストウォークの施設環境整備工事も実施した。
2018年2月期の分配金は4,330円の見通し
時期となる2018年2月期(2017年9月1日~2018年2月28日)の運用状況の予想は純利益が117億8,900万円。一口当たりの分配金は、4,330円となる見通しだ。
続く2018年8月期(2018年3月1日~2018年8月31日)の純利益が103億8,800万円。一口当たりの分配金は、2018年2月期と同じく4,330円と予想される。
(画像は、日本リテールファンド投資法人のホームページより)
日本リテールファンド投資法人のプレスリリース
http://www.jrf-reit.com/