汚れが落ちやすくキズが付きにくい内装用フィルム
スリーエムジャパン株式会社は2017年9月27日、内装用塩ビ化粧フィルム「3M ダイノックフィルム」の高機能シリーズ2種が、新交通「ゆりかもめ」の台場駅など複数駅の改修工事で採用されたと発表した。
「3M ダイノックフィルム」は、さまざまな素材に自由に貼ることができる施工性の高さが特長。これまでに、トイレの壁面やエレベーターの中から、新幹線の内装にも採用されており、多くのオフィスビルや商業施設の改修工事で選ばれている。
今回の工事で採用されたのは、「3M ダイノックフィルムARシリーズ」と、「3M ダイノックフィルムSRシリーズ」の2種。
常に利用客でにぎわう「駅の改修工事」は、毎日の運行スケジュールに支障をきたすことなく、短時間で完了することが重要だが、塗装による従来での改修では時間がかかるうえ、有機溶剤の臭いによる影響も懸念された。
塗装による臭いの心配なく短期間の工事で
「ダイノックAR」は、硬貨など硬いものでこすってもキズが付きにくいといった高耐摩耗性を持っているため、擦りキズや引っかきキズに強く、長期間美しさが損なわれないのが特徴。
また「ダイノックSR」は、手垢やタバコのヤニなどの汚れが付きにくいうえ、靴のこすれ跡などの汚れも落としやすいという特長を持つ、メンテナンス性に優れたフィルム。
内装用化粧フィルムを採用することで、施工性の良さはもちろん、臭いの大幅な削減が可能となる。さらに、キャリーケースを携えた観光客など多くの人が行き交う施設には、耐久性・メンテナンス性に優れた素材が最適であると考慮された。
(画像はプレスリリースより)
「3M ダイノックフィルム」の高機能シリーズ台場駅をはじめ新交通ゆりかもめの駅の改修工事にて採用(PDF)
https://multimedia.3m.com/