20~30代男女を対象に「結婚後の働き方」について意識調査を実施
「幸せは、祝福されると記念日になる。」を企業コンセプトに持つアニヴェルセル株式会社は、2017年4月4日から5日にかけてインターネット上で全国の20~30代の男女1,236名(未婚・既婚)を対象に「結婚後の働き方」についてアンケートを実施し、その結果を2017年9月6日に同社のホームページで発表した。
増加する共働き世代
独立行政法人労働政策研究・研修機構によると、共働き世代は2016年時点で1,129万世帯となり30年前と比較して約1.6倍増えた。今後もこの数字は増加すると見込まれる中で、これから企業の将来を担っていく20~30代は、パートナーにどのような働き方を求めるのか。
答えは「仕事<家庭」
同アンケートでは、3つの選択肢からパートナーと自身に当てはまるものを選んでもらった。
全体(未婚・既婚、男女)では約6割が「収入はそこそこで良く、家族との時間を大切にしたい(して欲しい)」と回答し、
収入がそこそこあれば、仕事よりも家庭を優先したいという気持ちがはっきりと表れた。
次いで、「がっつり仕事したい(して欲しい)/稼ぎたい(稼いで欲しい)」に票が集まり、約3割は仕事に重点を置きたいと考えていることが伺えた。
最後はやはり「専業主婦・専業主夫になる(なって欲しい)」となり、時代を表す結果に。
男女の考え方の違いは昔から変わらない
一方、男女別で見た場合は少し違った結果となった。
男性だけの回答をみると、4割強の男性が「がっつり仕事したい/稼ぎたい」と考えており、7割以上がパートナーに対しては「収入はそこそこで良く、家族との時間を大切にして欲しい」と答えた。
他方、女性は2.5割が「専業主婦になる」と回答し、5割強の人がパートナーには「がっつり仕事して欲しい/稼いで欲しい」と考えている。
この結果から、従来よりある「男性は外で稼ぐ、女性は家庭を守る」といった発想が共働き世代にも根強いことが伺えた。
(画像はプレスリリースより)
アニヴェルセル株式会社 プレスリリース
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