企業全体における情報戦略の開発と推進を監督
高度に設計されたドライブトレインやシーリング、熱管理技術などの車両性能を向上させる管理技術の世界的なサプライヤーであるデーナは、新たな副社長兼最高情報責任者の指名を行ったことを、8月31日のプレスリリースで明らかにした。
新しく副社長兼最高情報責任者として任命されたのはMatthew Fahnestock氏で、今後は、デーナの企業全体における情報テクノロジー戦略の開発と推進を実施していくことが見込まれる。
重要なリーダーシップを任された同氏は、様々な企業においてIT関連のテクノロジーを通しビジネスを成功させてきた実績が高く評価されデーナへの入社に至った。
サイバーセキュリティ戦略とガバナンスプログラムを開発
デーナの新たな副社長兼最高情報責任者となったMatthew Fahnestock氏は、ペンシルバニア州のピッツバーグ大学にてインダストリアル・エンジニアリングの学士号を取得した。卒業後は、ジョンソンコントロールズの戦略部門やフォードなどで勤務し、ロールスロイス社のエネルギー部門で最高情報責任者を、AES社ではIT部門の副社長を務めた。
最近までは、コロンビア・パイプライン・グループで上級副社長兼最高情報責任者を務めており、現在はヒューストンのトランスカナダ社にも在籍している。
ITへの豊富な知識を持つMatthew Fahnestock氏はこれまで、新しいIT機能の設計や構築をはじめとし、組織のITビジョンやポリシー、ガバナンスフレームワークなどを開発した。またCPGにおけるサイバーセキュリティ戦略の開発も主導した。
(画像はプレスリリースより)
デーナ・プレスリリース
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