病院と薬剤師の連携が欠かせない
日本調剤株式会社は2017年8月24日のニュースリリースで、2017年8月6日(日)にベルサール東京日本橋(東京都中央区)にて、質の高い薬剤師・医療事務の養成を目的とした「第2回日本調剤グループ学術大会全国大会」を開催したと発表した。
また同会場で、接客スキルに優れた薬局スタッフナンバー1を決定する「JP-CSアワード2017第1回ロールプレイ大賞本選」を実施し、来場者は社内外合わせて400名を超え、大盛況のうちに終了したと発表した。
全国各地の優れた取り組みを公開
日本調剤は2016年、「第1回社内学術大会」を開催し、より多くの薬剤師に学術発表の機会を提供、今回は、調剤薬局業界のリーディングカンパニーとして、学術活動を社外の方々にも広く周知するため、公開形式で開催した。
薬剤師や医療事務がそれぞれの地域における在宅医療や地域包括ケアに向けた取り組み、患者の応対などさまざまなテーマを口頭で発表、また、会場の外では全国9ブロックの地区大会で選出した優秀な演題を厳選した4題のポスターを掲示した。
薬局のあるべき姿に必要な要素を定着
日本調剤は創業以来、薬局スタッフの患者応対力の向上に力を入れ、平成20年から社内表彰制度「JP-CSアワード」を毎年開催、今年は、その応対スキルの高さをロールプレイで再現して競う「ロールプレイ大賞」を開催した。
ロールプレイ大賞では、舞台上に再現されたし薬局店内で、来局が初めての患者に対し、出迎えから見送りまでを6分間のロールプレイで応対スキルを競った。
全国5ブロックの予選会を勝ち抜いた薬剤師・オペレーター(医療事務)の計21名が、自ら積極的に働きかけ、わざわざ保険薬局に来た背景を推察しながら相手の生活に踏み込んだ会話を展開し、患者との長い関係の構築につながる接客を披露した。
日本調剤は、薬局スタッフが互いに専門性を磨き合い、さらなるレベルアップを図るとともに、今後の地域医療に貢献できる人材育成に注力していくと述べている。
(画像はプレスリリースより)
日本調剤株式会社ニュースリリース
https://www.nicho.co.jp/corporate/info/17392/日本調剤株式会社
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