在宅医療・介護をICT化
日本光電工業は、8月21日、「医療介護ネットワークシステム LAVITA(R)(ラヴィータ)」を新発売したことを発表した。
業務効率アップに貢献
LAVITA(R)は、医療・介護関係者等がこれまで手入力や在宅ノートで記録していたバイタルデータを、リアルタイムで情報共有できる「クラウド型ネットワークシステム」だ。
患者の血圧や体温、SpO2(動脈血酸素飽和度)、体重等のバイタルデータを、通信機能を使用して、LAVITAゲートウェイ経由で収集。クラウド上のLAVITAサーバへ自動で転記することで、データ入力の手間を省略することができる。
また、バイタルデータのグラフ化や時系列表示機能を搭載。患者の変化を捉えやすく表示するほか、患者一覧画面では、その日の測定記録のみ色を変えることで、患者の状態をわかりやすく表示する。
さらに、専用アプリが不要なうえ、さまざまな他社システムと連携。医療・介護関係者がどこでも情報共有可能とした。
地域包括ケアシステム構築に貢献
日本では、団塊の世代が75歳以上となる2025年に向け、地域包括ケアシステムの構築を推進中だ。
LAVITA(R)は、地域包括ケアシステムの担い手を支援することが可能なシステム。同社は今後も、多様化する在宅医療のさらなるICT化に貢献するとともに、地域包括ケアシステム構築をサポートしたいとし、3年間で5,000セット以上の販売を目指す考えだ。
(画像は日本光電工業のホームページより)
日本光電工業 プレスリリース
http://www.nihonkohden.co.jp/news/17082101.html