東京都中小企業振興公社が成長産業分野の海外展開支援

8月16日、公益財団法人東京都中小企業振興公社（公社）は、そのホームページにおいて、「成長産業分野の海外展開支援事業申請（予約）受付中」というタイトルのページを設置した。成長産業分野の海外展開は外国人雇用に結びつくことが通例である。

公社は、昭和41年に中小企業の下請取引の紹介等を行うため、東京都により財団法人東京都下請企業振興協会として設立されたのがはじまりであり、東京都における中小企業の総合的・中核的な支援機関として各種支援事業を提供し、東京の経済の活性化と都民生活の向上に寄与している。今回の助成事業は、東京都が策定するイノベーションマップに示された開発支援テーマに合致する自社の技術・製品等の販路開拓のために、海外展示会等への出展小間料、出展に付随する経費及び新聞・雑誌等による広告費の一部を助成するものである。

東京都のイノベーションマップとは、「健康・スポーツ」、「医療・福祉」、「環境・エネルギー」、「危機管理」の成長産業分野において、その技術・製品開発動向や中小企業による実用化の可能性をまとめた技術開発指針である。

（画像は東京都中小企業振興公社より）




東京都中小企業振興公社
http://www.tokyo-kosha.or.jp/index.html