タカタ製エアバッグによる死者数は世界で18人に
オーストラリアのニューサウスウェールズ州警察が、13日にシドニー南西部で起きた死亡事故に関して、タカタ製のエアバッグが原因だとの見方を示していると、7月21日より各メディアが報じている。
警察によれば、事故の原因は世界規模でリコールがされているエアバッグによるものだとし、ホンダ「CR-V」で衝突事故を起こし死亡した男性(58歳)には、破裂したエアバッグの金属片が首に刺さっていたと明らかにした。これで、タカタ製エアバッグによる死者数は世界で18人に上っている。
警察「死に至るような事故ではなかった」 ACCCでチェックを
事故当時の状況を巡査部長であるMark Casey氏は、
「あの程度の事故であれば、普通は死に至るような傷を負うことは考えにくい。」(THE CHOICEより引用)
と、事故に関しての考えを述べた。
オーストラリアでは、ホンダ「ジャズ」などを含め、210万台という膨大な数の自動車がリコール対象となっており、自動車所有者には、オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)のタカタ製エアバッグ・リコール関連ページにて、リコール対象でないかチェックするよう呼びかけられている。
(画像はTHE CHOICEより)
THE CHOICE
https://www.choice.com.au/