全長約10km「SGET千葉ニュータウンメガソーラー発電所」
総合電機メーカーの株式会社東芝は、日本最長となる全長約10kmの「SGET千葉ニュータウンメガソーラー発電所」が完成し、千葉ニュータウン中央駅において2017年7月18日に開所式を開催した。
全長10km、北総鉄道成田スカイアクセス沿線用地を活用
同発電所は、東芝がSGET千葉ニュータウンメガソーラー合同会社から2016年2月に受注。EPC契約者として同発電所の設計や調達と建設、および今後20年間の運用・保守業務を担当している。
また同発電所の特長として、北総鉄道成田スカイアクセス沿線用地を活用した事により、白井市武西から印西市若萩にかけての東西約10kmに及んで建設された、日本最長のメガソーラー発電所である。
制約の多い作業を東芝のノウハウを活用し克服
北総鉄道成田スカイアクセスの線路沿いに隣接する「SGET千葉ニュータウンメガソーラー発電所」の建設には、電車走行時の制限と共に、クレーン作業などの大型工事作業では作業実施場所が制約されていた。
そこで同社では、作業工程の最適化および関係各社との調整を図るなど、これまで培ってきたメガソーラー発電所建設のノウハウを活用した作業工程管理の徹底を行い、このような制約に対処してきた。
他にも太陽光パネルの効率的な配置と全体設計の最適化を図る事で、長距離化するケーブルや電線の発電効率の維持も可能としている。
(画像はニュースリリースより)
株式会社東芝 ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2017_07