新成人、友人との再会
豊後高田市の中央公民館で成人式があり、249人が大人の仲間入りをした。冬晴れの下、真新しいスーツやあでやかな振り袖姿の新成人たちは懐かしい友人との再会を喜び、記念撮影をしていた。同市では、新成人が正月の帰郷に合わせて参加できるようにと、毎年1月5日に成人式を行っている。
聴覚障害者が代表
新成人を代表し、昨夏にあった聴覚障害者の五輪「
デフリンピック」空手道の金メダリストで同市草地の
栗本紗弥さん(20)が成人証書を受け取った。永松博文市長は式辞で、雇用不安が続く中での挑戦と出会いの大切さを訴え、「進むべき道がきっと見えてくる」と述べた。
討論会も開催
新成人は市内6中学校ごとに校歌を斉唱し、「若者に住みよい町づくり」をテーマに、各中学校代表者と永松市長による公開討論会もあった。