進む高齢化と介護・支援のニーズの多様化・複雑化
住友生命保険相互会社(以下「住友生命」)は10月3日、介護関連のサービスにおいてアクサ生命と業務提携を行うことで基本的な合意に達したと発表した。
日本では高齢化が進み要介護者および要支援者の認定者数が年間増加する一方で、介護関連サービスにおいてはニーズの多様化・複雑化が進んでいる。その影響は介護や支援を必要とする高齢者のみに留まらず、親の介護のために離職する人々などにも及び、様々な社会的な課題の解決が求められている。
住友生命とアクサ生命は、これまで培ってきたそれぞれの知見やノウハウを活用して介護分野におけるサービスの共同開発および共同利用を行い、この分野での社会的な課題の解決を目指して積極的に取り組んでいきたいと考えている。
両社のリソースを合わせて総合的なサービスを構築
両社は関連事業者や研究機関との提携を活用して共同のプラットフォームを構築し、公的介護保険制度内のサービスに留まらず、制度外の様々なサービスを組みこんだ総合的なサービスの構築を目指していく。
住友生命とアクサ生命は両社のリソースを有効に利用するために共同プロジェクトチームを設置し、チームは介護と関連分野のソリューションを有するあらゆる組織との協働を試行していく方針だ。
(画像は住友生命公式ホームページより)
住友生命 リリース
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