電気自律走行車などの開発にプラスの効果
マグナインターナショナル(以下、マグナ)は14日、将来のモビリティを形成する取り組みの一環として、BMW i Andretti MotorsportのフォーミュラEチームの主要パートナーとして参加することを発表した。
オール電化の車両を使用する唯一のレーシングシリーズであるABB FIAフォーミュラE選手権は、複雑なモビリティの課題に直面している世界中の都市の道路に向けた技術を取り入れている。
マグナはフォーミュラEに強力なプラットフォームを提供し、新興企業、都市リーダー、大学、都市中心部の消費者との関わり合いを進めていく。BMW i Andretti Motorsportとのコラボレーションは、電気駆動の自律走行車からスマートシティまで、社会的および環境的にプラスの効果をもたらすことへのマグナのコミットメントを示している。
フォーミュラEへの参入は、マグナの歴史においてモータースポーツチームとの最も重要な関わりを示している。その根拠はシンプルであり、それは、違いを発揮するための現実の機会として役立つからである。
新しいモビリティ環境の正しい基盤を構築
マグナのCTOであるSwamy Kotagiri氏は、次のように述べている。
「BMW iのAndretti MotorsportのフォーミュラEとの連携は、新しいモビリティ環境に向けた正しい基盤を構築するために活用している多くの機会の1つである。フォーミュラEは、エキサイティングでスリリング、魅力的なEモビリティがいかに実現可能かを実証している。」(プレスリリースより引用)
マグナは、レーススケジュールと併せて、各都市のモビリティにおける特定の課題について幅広いリーダーと関わっている。既存の研究と組み合わされて、こうして直接話をすることは、モビリティソリューションに関する今後の開発とコラボレーションに役立つ。
一方、BMW、販売&ブランドBMW担当の理事会メンバーであるPieter Nota氏は、次のように述べている。
「BMWは、イノベーションのリーダーシップを表しているが、Eモビリティについてはパイオニアである。公式車両パートナーとして、 我々は、シリーズを形成するために、当初からフォーミュラEに関わってきた。BMW iとフォーミュラEは、パイオニアの精神とイノベーションという同じ価値観を共有している。我々は、新しいシーズンとマグナとともに迎えることを楽しみにしている。」(プレスリリースより引用)
シーズン5は、2018年12月15日にサウジアラビアでスタートし、2019年7月まで、香港・パリ・ニューヨークなど世界各地で開催される。
(画像はプレスリリースより)
Magna Press Releases
https://www.magna.com/