FCAのラムトラック用の内装部品などを製造
大手自動車インテリアメーカーであるグルーポアントリンは、アメリカ、ミシガン州シェルビーに新しい工場を開設したことを発表した。
同社は、この新しい施設で、アメリカでの産業プレゼンスを強化する。
6月19日に、チェリークリーク工業団地にある工場において開所式が行われ、グルーポアントリンのErnesto Antolin会長、マコーム郡の高官Mark Hackel氏、シェルビー郷の役人であるRick Stathakis氏がリボンカットを行った。
その他、グルーポアントリンのNAFTA地域ディレクターPablo Baroja氏、グルーポアントリン・シェルビーのゼネラルマネージャーであるJoseph McCluskey II氏や従業員が式典に参加した。
新しい施設は36万8,000平方フィートの面積となり、アメリカで最も人気のある車両の1つであるFCAのラムトラック用のドアパネルとオーバーヘッドシステムを製造して配列するためのハイテク製造設備を保有する。
グルーポアントリンErnesto Antolin会長は、次のように述べた。
「この生産計画は、我が社の歴史の中で最大のものの1つであり、我々が顧客から与えられた信頼の1例です。アメリカ市場は我が社にとって重要であり、我が社が、可能性を活用してチームとして仕事に励むことができれば、大きな可能性を秘めています。」(プレスリリースより引用)
重要な市場であるアメリカでのプレゼンスを強化
グルーポアントリンは、優れた製造効率、製品品質、安全性、環境性能を備えた工場の建設に7,000万ドル以上を投資し、工場では800人以上の従業員を雇用する。
この新しい工場をシェルビーに開設することは、世界で最も重要な自動車産業の市場の1つであるアメリカにおいて、グルーポアントリンが産業統合を行うにあたっての新たなステップである。
グルーポアントリンは、アメリカにおいて、1994年にシカゴに初の生産拠点を設立し、現在は15の生産拠点と5,700人の従業員を雇用している。
(画像はプレスリリースより)
Grupo Antolin Press Releases
http://www.grupoantolin.com/