「内子バイオマス発電所」の起工式を行う 四国で初めての施設に
太陽光発電事業や地熱発電事業、小水力発電事業、そしてメタン発酵ガス発電事業などを展開するシン・エナジー株式会社が、愛媛県内子町に木質バイオマス発電施設を建設すると、8日のプレスリリースで発表した。
シン・エナジーは、四国では初となる発電規模2,000kW未満の商用小型発電所「内子バイオマス発電所」を建設していく。また、5月10日には起工式をとり行う予定だとしている。
地元産の未利用材を活用 年間発電量は約883万kWhを見込む
地元産の未利用材を活用した木質ペレットの需要拡大及び、再生可能エネルギーとして注目されるバイオマス発電の最適性に関して、シン・エナジーは有限会社内藤鋼業と合意し、「内子バイオマス発電所」の建設計画を進めてきた。
NECキャピタルソリューション株式会社などからの出資や、伊予銀行からの融資によって、「内子バイオマス発電所」の建設が実現され、11月に発電開始を予定し、定格出力は1,115kW、年間発電量は約883万kWhを見込む。このうち送電量は年間約811万kWhにも上るとしている。
(画像はシン・エナジー株式会社 ホームページより)
シン・エナジー株式会社 プレスリリース
https://www.symenergy.co.jp