中国市場向けの電気自動車を共同開発へ 昨年は約70万台を販売
世界的な自動車部品・製品サプライヤーであるマグナインターナショナル(以下、マグナ)が、BAICグループ(Beijing Automotive Industry Holding Co., Ltd.)と共同で、次世代型スマート電気自動車を開発していくと、9日のプレスリリースで発表した。
現在、中国のエレクトリック・モビリティ市場は世界を先導しており、2017年における電気自動車の販売数は国内だけで約70万台に上った。2020年までには、中国政府からの補助金やクォータ制度などにより、約500万台が中国を走行することになる。
これらの流れを受けて、マグナは中国大手自動車グループのBAICグループのパートナーとして、中国市場向けの電気自動車を開発していくとしている。
専門性と技術力に高い評価 中国市場での展開を大きく進める
包括的な自動車製造やエンジニアリング・サービス、電動化技術、そして車両の軽量化技術に関して、革新的かつ高いコスト効率であることから、BAICグループよりマグナ・シュタイヤーがパートナーとして選出された。
2018年4月8日には北京において、両社の間で合意に関する署名が行われ、マグナ・ヨーロッパ&マグナ・シュタイヤーのGünther Apfalter社長は、
「BAICグループとのパートナーシップは、マグナが中国市場で自動車電動化技術を普及させる大きな一歩となる。」(プレスリリースより引用)
と話している。
(画像はプレスリリースより)
Magna International プレスリリース
https://www.magna.com/