統合後の新たな製品ブランド
5月10日、Magneti Marelliとカルソニックカンセイ株式会社(以下カルソニックカンセイ)は、2社の統合後、新たな製品ブランド「MARELLI」が誕生すると発表した。
単独ブランドへの統一は、2社の統合において重要なステップである。製品ブランドの一元化は、独自の技術を活かし、革新に焦点を置きながらも市場競争力を高められる。
つまり、「MARELLI」により世界市場において製品の確立、多様化が実現し、高い効率性・生産性にて競うことが可能になる。世界市場での競争力が増し、顧客に対してより良い製品を提供できるという。
世界第7位の独立系自動車関連サプライヤーへ
5月2日プレスリリースでは、世界的な独立系自動車関連サプライヤーの創出を目的に、Magneti MarelliとCKホールディングス(カルソニックカンセイの持ち株会社)の正式統合が発表された。
Magneti Marelliは、CKホールディングス傘下に入り、総売上高において世界第7位の独立系自動車関連サプライヤーが誕生する。ヨーロッパ、北米・南米、アジア太平洋地域にて、約170ヶ所以上の生産工場や研究開発センターを操業する。
統合に伴い、新会社の代表取締役に就任するベダ・ボルゼニウス(Beda Bolzenius)氏は、2社にとって統合は極めて重要であり、「Powering Progress Together」に基づき、新たな製品ブランドを構築すると説明する。
(画像はプレスリリースより)
MAGNETI MARELLI プレスリリース
https://www.magnetimarelli.com/