照明エレクトロニクス工場と技術センター
グルーポアントリンは、ドイツのバンベルクに照明事業を専門とする施設を開設した。
この新しい施設は、自動車メーカーや同社の他工場へ部品を供給する同社の主要な照明エレクトロニクス工場にすることを目指した、最新で最先端の技術とプロセスを備えている。最終的な目標は、品質・納期・コストの点で、卓越したカスタマーサービスを提供することである。
バンベルクの施設は、製造工場に加えて、次世代のダイナミックアンビエント照明製品のようなアンビエント照明事業の技術開発に焦点を当てる世界クラスの専門家が働く最先端の技術センターを併設している。この技術センターは、メキシコ、アメリカ、中国、インド、ヨーロッパのチームをサポートしている。
バンベルクの施設では約400人(テクニカルセンターに80人)を雇用しており、主要な高級自動車メーカーに向けた2,500種類以上のアイテムを生産することができる。
バンベルクでは、従来の工場に代わる新しい施設の建設や、2018年以降の新しい照明プロジェクト事業の立ち上げに対して、合計で1,150万ユーロが投資されてきた。
照明事業ユニットの産業構造強化のために投資
グルーポアントリンの会長であるErnesto Antolin氏は、次のように説明する。
「グルーポアントリンは、顧客にインテリア照明の完全な範囲を提供するとともに、我が社の大規模な産業ネットワークを活用することによって、世界的スケールで、それを行うことができる。我が社の製品により大きな付加価値をもたらすための戦略の一環として、ここ数ヶ月焦点を当ててきた装飾品と組み合わせることができるエレクトロニクスに重点を置いた、新しい照明ソリューションを開発することに投資している。これにより、ドアや計器パネル、ヘッドレスト、サンバイザーにおける、完全に統合された照明を提供することができる。」(プレスリリースより引用)
グルーポアントリンは、投資計画の一環として、世界中の照明事業ユニットの産業構造を強化している。昨年は、260万ユーロの投資により、中国市場向けの照明に特化した広州の新工場を発表した。
また、最近、世界最大の自動車市場に向けた革新的な照明ソリューションを開発するために、中国のHiRainグループと提携した。
照明事業部門は昨年閉鎖し、売上高は8%増の3億4,900万ユーロとなった。今年は世界中で約30の新しいプロジェクトを立ち上げることである。
(画像はプレスリリースより)
Grupo Antolin Press Releases
http://www.grupoantolin.com/