副業についての実態調査
2019年1月25日から2月8日までの期間、日本法規情報株式会社は副業についての実態調査を実施、3月21日にその結果を発表した。
「副業をしたことはありますか」の質問に対して、「はい」と回答した人が32%、「いいえ」と回答した人が68%だった。2013年に実施した調査では、「現在、本業以外の副業をしている」と回答した人が4%だったので、5年間で副業経験者が大幅に増えたことになる。
副業に関するトラブル
副業をする人が増えた分、トラブルに巻き込まれる危険性も高くなる。「副業に関するトラブルに巻き込まれたことはありますか」と聞いてみた所、「経験がある」と答えた人は14%だった。
「自分はないが、身の回りで聞いたことはある」と答えた人が22%、「自他共にない」は64%という結果だった。トラブルの内容について調べてみると、「副業を利用した詐欺に遭った」が25%、「本業に支障をきたした」が24%で、自己責任によるものが多かった。
また、専門知識の不足によるトラブルもあり、「副業をしたことで、本業の会社ともめた」が12%、「確定申告をやり忘れた」が9%、「副業のために借金をした」が6%という結果だった。
トラブルの相談先について調べてみると、「相談していない」と答えた人が50%に上り、最も多かった。次に多かったのが「信頼できる友人」で21%、「親・兄弟等」が18%、「警察などの公的機関」が7%だった。
(画像はプレスリリースより)

日本法規情報株式会社PRTIMES
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