訪日外国人乗客向けに多様なインバウンド施策を推進
2019年3月18日、阪神電気鉄道株式会社は、阪神なんば線を中心に、列車内の多言語自動放送を導入すると発表しました。
訪日外国人乗客が増加しているなか、同社は、駅や列車を快適に利用してもらうために、さまざまなインバウンド施策を進めています。
2018年9月には、翻訳専用端末や翻訳アプリを搭載したタブレット端末を、梅田・尼崎・甲子園・魚崎・御影・神戸三宮・高速神戸・新開地・桜川・九条・西九条の11駅に導入して、列車案内、観光案内、忘れ物の問合せや異常時の案内などに幅広く対応しています。
さらに、2018年11月には梅田駅・西九条駅、2019年2月には神戸三宮駅において、10か国語によるモニター表示機能や、日本語と英語による音声ガイダンス機能を有し12ヶ国の通貨に対応した自動外貨両替機を設置しています。
車内多言語自動放送導入の概要
今回、訪日外国人乗客が著しく増加している阪神なんば線や阪神線に乗り入れている近鉄などの車内において、7時~20時の時間帯を基本とし、日本語・英語(一部、中国語・韓国語にも対応)で自動放送を行います。
また、異常時には、駅構内でも案内の一部を多言語化します。
(画像はニュースリリースより)

阪神電気鉄道 ニュースリリース
https://www.hanshin.co.jp/company/press/detail/2501