印刷APIサービスのコーデンベルク、Salesforce Sales Cloud用プラグインの提供を開始

株式会社Amazing Dayは、同社の印刷APIサービス「Codenberg」（以下、コーデンベルク）におけるSalesforce Sales Cloud用プラグインの提供を4月下旬より開始する。

コーデンベルクは、2017年1月にリリースされた、国内のデジタル印刷機にダイレクトにつながる仕組みをAPIで提供するクラウド型の印刷プラットフォーム。

今回のサービス開始によって、DMに関する新たな機能が追加される。

まず、顧客リストからDMを発送したい相手先を抽出する機能である。次に、相手に合わせて宛名面だけでなく内容もカスタマイズでき、セグメントに合わせて複数の独自デザインテンプレートを複数選択できる機能がある。さらに、相手の反応を計測できるパーソナライズされたQRコードを埋め込む機能も提供される。

これによるメリットとしては、Salesforce社を利用している企業の担当者が、使い慣れたSalesforceのインタフェースからダイレクトにDMの発送業務を行えるようになるため、DM発送業務が大幅に効率化することが挙げられる。また、顧客リストを印刷業者と受け渡しが不要になるためセキュリティの向上も期待できる。

Amazing Dayは、デザインとコンサルティングを融合し、「印刷プラットフォーム事業」、「デジタルサイネージ事業」、「コンサルティング事業」、「クリエイティブ事業」を提供している。

そして、印刷プラットフォーム事業の中で中心となる印刷プラットフォーム「コーデンベルク」は、企業や個人が持つデータやシステムにAPIをつないで、印刷の自動化とカスタマイゼーションを実現するオープンプラットフォーム。

充実した開発者向けのドキュメントや、オープンソースで提供する各種プラグイン、サポートコミュニティで専門エンジニアが迅速に対応するなど、開発者に対する徹底した支援を行っている。また、強固なセキュリティ、冗長化による高可用性など、クラウドベースの高い信頼性も特徴である。

そして、機能発注から印刷、発送までが人を介すことなく自動化することができ、生産状況をリアルタイムに把握し、管理することにより、1枚からのキャンセルや出荷前の変更などにもフレキシブルに対応できる。

また、顧客データと連動させることで「オンリーワン」の商品を自動でつくりだすことができ、名刺サイズから大判サイズのポスターや冊子、様々な形状のパッケージや箱など多種多様な商品を、1枚から数十万枚での単位で生産することも可能である。

さらには、個別配送にも対応するとともに、すべての商品が届け先情報と一対で管理されるため、誤配送も発生しない。

（画像はコーデンベルクサイトより）




株式会社Amazing Dayのプレスリリース（PR TIMES）
https://prtimes.jp/000000021.000018202.html

Codenberg（コーデンベルク）
https://codenberg.io/#function