かんたん告知「認知症保険」の販売件数が5万件突破
第一生命保険株式会社は2月15日、2018年12月18日発売のかんたん告知「認知症保険」(無解約返還金)(2019)の販売件数が、5万件を突破したと発表した。
この商品は、認知症に特化し、手ごろな保険料で認知症による介護費用の負担に一時金で備えることができるもので、認知症に関連する持病がないなど4つの告知項目がすべて“いいえ”であれば申し込みできるため、かんたんな告知で健康状態に不安がある人でも加入し易い点などが好評を受けているという。
同社実施のアンケートでは、認知症に関する心配事として最も多いのは「家族に迷惑をかけること」という。このため、「認知症保険」で同社は、保障の提供だけでなく「本人と家族に寄り添う安心のサポート」の提供に力を入れているとのこと。
特に、生命保険業界初のALSOKとの共同開発になる「代わりに訪問サービス」は、「認知症保険」に加入した顧客からの問い合わせも多く、関心の高さが伺えるとしている。
顧客一人ひとりのQOL向上と「健康寿命の延伸」
また、心配事として次に多かった「自分が認知症にならないか」をサポートするため、認知症予防や早期発見のきっかけとなる機能を持つ「健康第一」認知症予防アプリを提供している。
同社では、「認知症保険」の発売及び契約者向けサービスの提供により、顧客一人ひとりのQOL向上と「健康寿命の延伸」といった日本が抱える課題に挑戦し、顧客に健康などの新たな付加価値を提供する取組みをさらに推進するとしている。
なお、QOL(Quality of Life)は、物理的な豊かさや個々の身辺自立のみでなく精神面を含めた生活全体の豊かさと自己実現を含めた概念とのこと。
(画像はプレスリリースより)
第一生命保険株式会社 プレスリリース
https://www.dai-ichi-life.co.jp/company/news/pdf/