全ての法人格が対象
福祉の増進と医療の普及向上を目指し、社会保障を支える福祉医療の基盤づくりに携わる独立行政法人福祉医療機構(WAM)は、優良事業の中から、全国に普及させたい取り組みをモデル事業として選出し、同様の活動を行う団体を募集することで全国各地に波及効果を狙う、「社会福祉振興助成事業(WAM助成)」の募集を行っている。
WAM助成は社会福祉法人、医療法人、公益社団法人、公益財団法人、NPO法人(特定非営利活動法人)、ボランティア団体などが対象となり、法人成り立ちは問わずに福祉活動に取り組む民間団体を全て対象とする(個人は対象外)。
助成の条件など
事業の中身としては、「地域連携活動支援事業」「全国的・広域的ネットワーク活動支援事業」が対象で、安心の社会保障と子育て支援に繋がるテーマに合致することが条件となる。
また営利目的や調査・研究目的、国などの助成機関から補助・助成が見込まれる事業、国または地方公共団体の制度・要綱に基づき実施される事業などは対象にはならない。
WAM助成の特徴としては、「予め実施メニューが示されること」「WAMが情報交換やPRなどを支援すること」「自己資金の投入が不要なこと」が挙げられる。
地域の子育て・子育ち環境の向上に寄与する取り組みを支える制度として有意なものといえる。
(画像は福祉医療機構HPより)
平成29年度WAM助成(社会福祉振興助成事業)モデル事業のお知らせ
http://hp.wam.go.jp/